今週より営業時間を延長しまして、
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木曜定休
で営業しています。
先週は新しい靴にハーフラバーやスチール補強のご依頼を多くいただきました。元の生活がもどりつつあるのを感じます。
今回ハーフラバーについてなのですが、この加工は大きくわけて二つの使われ方をしています。
一つは新しいうちにソールの保護を目的とした加工。
もう一つは磨り減り、穴が空きそうな(または空いた)ソールの補強修理としての加工。
仕上がりの見た目は前者も後者もほぼ変わりがないのでキレイになったように思えますが、問題は次回の修理の際に発生します。
新品にハーフラバー加工をした場合は、状態によりますが1回から2回はハーフラバーのみの交換をすることができます。
元のソールが磨耗しないまま保護されていたので土台がしっかりしているからですね。
で、後者の場合ですが元のソールにダメージがあるところに補強でラバーを貼っているので、ラバーを剥がす際に元のソールが「剥がす力に負けて」破れたり、ステッチが切れてソールごと剥がれてしまうことがあります。
なので、ハーフラバーを貼る加工はなるべくなら靴が新しい段階でがおすすめです。
穴が空いてから補強の場合は応急的な処置と考えていただいて、次回の修理ではオールソールをご検討されるのが良いかと思います。